
人間には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感があります。
どれも私達の生活で当たり前のように使っていますが、「五感のうち、どれか1つを失わなければならないとしたら?」あなたはどれを選びますか?
当たり前のように使っているものが、1つ無くなるだけでも生活に大きな変化が生まれます。
「自分に本当に大事なものは何か?」と見つめ直すことは、今後の人生にも役立てるキッカケになるかもしれません。
***目次***
五感それぞれを失った場合

失った場合の状況の変化とメリット(あえて考えれば)を考えてみましょう。
1. 視覚(周りが見えなくなる)
視覚は情報の八割を担うと言われていますが、それらの情報と色、形を失います。
(変化)
・移動が困難
・・・周りが見えないので、移動するのが困難で、点字や白杖、バリアフリーの環境が必要になります。
・美しい物、楽しいものが見られない
・・・自然の美しさ、楽しいイベント、家族の顔、大事な人の顔などが見られません。
・映画や読書などができない
・・・映画鑑賞、読書、ゲーム、スポーツなどができない、やりづらい。
・周囲と共通の話題が減る
・・・周囲と見えるものが違うので、共通の話題が減り、コミュニケーションが減ってしまう。
(メリット)
・視覚以外が敏感になる
・・・目が見えないので、おのずと他の4感が敏感になる。
・見た目で判断しない
・・・外見に惑わされず、声や言葉で相手を理解し、判断するようになる。
2. 聴覚(音が聞こえなくなる)
音が聞こえないので、静寂の世界で生きることになります。
(変化)
・会話の方法が変わる
・・・通常会話ができないので、手話や筆談中心の生活になる。
・孤独を感じる
・・・相手の声や話、自然の音、街の活気や音楽なども聞こえないので、孤独感が増す。
・危険察知が遅れる
・・・車の音や警報、危険に対する音の情報が聞こえず、危険察知が遅れることが多い。
(メリット)
・騒音が気にならない
・・・周囲の音や騒音、大声などのストレスから解放される。
・集中力が増す
・・・音に惑わされることがなく静かなので、仕事や趣味に集中できる。
3. 嗅覚(物の臭いを感じない)
記憶や危険察知に関わる情報や、物の匂いを感じる感覚です。
食べ物の風味や花の香、香水などの良い匂いが感じなくなります。
(変化)
・風味が無くなる
・・・食べ物の風味を感じなくなり、食事の楽しみが減ります。
・香りのリラックス効果がない
・・・お好みの香りを感じないので、リラックスできない。
・危険な臭いに気が付かない
・・・ガス漏れや火事、異臭などに気が付かず、危険察知できないことがある。
(メリット)
・嫌な臭いをシャットアウト
・・・不快な臭いや悪臭を感じない。
・日常生活への影響が少ない
・・・嗅覚が無くても日常生活に大きな影響は少ないかもしれません。
4. 味覚(食べ物の味がしない)
味覚を失うと食事の味が分からないので、食べる作業になります。
(変化)
・料理が美味しくない
・・・料理の甘い、辛い、しょっぱいなどの感覚がなく、味がしないので美味しくない。
・食べ物の異常を感じない
・・・酸っぱいとか、苦さが異常なときも、味を感じないので食中毒になる可能性が高い。
・食欲が無くなる
・・・食べても美味しくないので、食べる量が減ることもある。
(メリット)
・食べ物の好き嫌いが減る
・・・どれを食べても味がしないので、嫌いなものも食べることができる。
・ダイエットに良いかも
・・・美味しくて食べ過ぎるということが無くなり、健康管理やダイエットがやりやすい。
5. 触覚(物に触れてもわからない)
物に触っても感覚が無いので、痛みや輪郭、温度を感じなくなってしまいます。
(変化)
・危険なことやケガに気づかない
・・・痛みを感じないので、ケガや火傷、切創に気が付かず、重症になる可能性が高い。
・温度がわからない
・・・温度が分からないので、気温の変化で体調を崩してしまう。
・物に触れる安心感が無くなる
・・・抱きしめられることや、物に触れる温かさやぬくもりを感じない。
(メリット)
・痛みを感じない
・・・麻酔を掛けなくても痛みを感じないので、ケガに対して強い耐性があり苦しくない。
五感のうち、失っても良いと思うものは?

なぜ「嗅覚」を選ぶのか?
多くの人は「嗅覚」、次に「味覚」を選ぶことが多いです。
・他の感覚と比較すると、日常生活での危険度や致命的な影響が少ない。
他の感覚は
・視覚が無いと日常生活が困難、危険回避も難しい
・聴覚が無いとコミュニケーションや危険察知に影響があり
・触覚が無いと痛みや体の異常が分からず危険
というように日常生活を送る上で、致命的に危険な影響があるということです。
また、臭覚または味覚が失われたとしても、他の感覚でカバーできるという考えが多いようです。
まとめ
五感のうち、どれを失っても良いかを考えるとき、当然比較して優先順位を決めて結論を出したと思います。
今回はテーマに沿って考えましたが、「比較検討して結果を出す」という考え方は実生活や仕事でも十分役立てるはずです。