
何かの行動を起こしたときに、「なんとかなるさ」と楽観的に考えたり、「失敗したらどうしよう」と悲観的に考えることがあると思います。
前向きに行動するか、失敗を想定してリスク回避に備えるか、難しいところですよね。
本ブログでは、楽観と悲観のメリット・デメリットや、失敗しないためにはどのように思考を使い分けるのかについて解説します。
楽観・悲観をバランスよく使い、失敗しない思考を身に付けましょう。
***目次***
楽観と悲観の特徴

楽観と悲観は「どちらかが優れている」ということではなく、異なる特徴をもっています。
(楽観的思考の特徴)
・物事を肯定的に考える
・・・「なんとかなる」「うまくいく」など、良い方向へ向かうように考えます。
・行動力がある
・・・「面白そう」「やってみたい」と考え、即断することができ、早く行動に移せます。
・失敗しても落ち込まない
・・・失敗やトラブルがあっても、「大丈夫」「次は違うことを試そう」「失敗は成功の基」と考え落ち込まない。
・細かいことを考えない
・・・何とかなる思考が強く、細かいことを考えないで突き進む。
(悲観的思考の特徴)
・物事を否定的に考える
・・・「失敗したらどうする」「もうだめかも」など、「悪い方向へ向かうかも」と考えます。
・用心深く、計画性が高い
・・・リスクを常に考えるので、事前の準備や失敗した後の計画もしっかり立てます。
・危機管理に対応力が強い
・・・失敗することも想定しているので、危機管理の対応策も考えている場合が多い。
・細かいことを考える
・・・失敗するのが嫌なので、細かいこともしっかり考え、むやみに行動しない。
・失敗すると落ち込む
・・・「やっぱり失敗か」と落ち込み、ダメージ回復に時間がかかる。
楽観と悲観のメリット・デメリット

楽観と悲観は、どちらが正解というものではなく、それぞれのメリット・デメリットを理解して、状況に合わせて使い分けることが大切です。
(楽観的思考のメリット)
・行動力が高い
・・・最初から失敗するとは考えず、「なんとかなる」「うまくいく」と思うので、行動するのに迷うことはない。
・失敗しても落ち込まない
・・・「失敗してもどってことない」「誰でも失敗はある」と考え、落ち込むことはなく、前向きに行動する。
・ストレスに強い
・・・トラブルがあっても「まっ、いいか」「よくあることさ」と考えるので、ストレスが溜まりにくく、メンタルが安定している。
・回復力が強い
・・・失敗しても「もう一度」「たまたま失敗しただけ」と考え、もう一度挑戦したり、すぐ切り替えて前向きに行動する。
・周囲を明るくする
・・・楽観的に振舞うので、周囲が深刻にならず、明るい雰囲気になる。
(楽観的思考のデメリット)
・準備不足や計画を軽視する
・・・根拠もなく「うまくいく」「なんとかなる」と考えてしまうので、しっかりした準備や計画を怠ることがある。
・周囲の意見や助言を軽く見る
・・・意見や助言を受けても、深く考えないし、無視することもあるので、トラブルが手遅れになることがある。
・見通しが甘い
・・・良いことばかりを考えて見通しが甘く、失敗しても「運が悪い」「自分のせいじゃない」と逃げることがある。
(悲観的思考のメリット)
・危機管理能力が高い
・・・失敗した場合を想定しているので、トラブルがあっても被害が少ない。
・準備、計画をしっかり立てる
・・・失敗を恐れて慎重に考えるので、事前準備や計画をしっかり立て、ミスを少なくする。
・現実的に判断する
・・・根拠もなく「うまくいく」と考えず、現実に「どうなるか」を重視して意思決定をする。
・ミス発見力が働く
・・・ミスが無いか常にチェックするので、ミスを早く発見することができる。
(悲観的思考のデメリット)
・行動力が低くなる
・・・最初から「失敗したらどうしよう」「うまくいかないかも」と考え、行動に一歩ふみだせないことがある。
・失敗して落ち込む
・・・悲観的な想定が多く、失敗すると深く落ち込んで、前に進めなくなる。
・チャンスを逃す
・・・不安を感じすぎて慎重になり、目の前にチャンスがあっても、手を出せないとか見逃すことが多い。
・ストレスが溜まる
・・・不安やリスクを考えすぎて、精神的に負担や疲労を感じやすくなる。
失敗しないための思考の使い分け

失敗しないためには、「楽観か悲観の一方を選ぶ」ことではありません。
状況に応じて、二つの思考をうまく使い分けることが、判断ミスを少なくし、成功へつなげることができます。
(企画段階)
・楽観的でアイデアを考える
・・・企画段階で悲観的に考えると先に進みません。
楽観的に制限をかけずに、新しい可能性や「うまくいくかも」「成功すると価値は大きい」と考えアイデアを出す。
(計画段階)
・悲観的に計画検討
・・・悲観的に、「失敗の可能性」「失敗する場合の原因」「危険リスク」「実行予算」「最悪のケース」などを洗い出し検討する。
・悲観的に対応策を考える
・・・トラブル回避や失敗した場合の対応策を、事前に用意し実行に備える。
(実行段階)
・楽天的に実行する
・・・トラブルの対応策も用意しているので、自信を持って計画を実行する。
・トラブルには楽観と悲観の組み合わせ
・・・トラブル発生時は、「対応策がある」「なんとかなる」「前に進もう」と楽天的に考え、「トラブル原因は」「対応策は」「再発を防ぐには」と悲観的に冷静に分析し対応する。
(失敗しない思考とは?)
行動は楽観的に進めますが、小さな違和感は悲観的に考え、改善していきます。
基本は、「最悪を想定し改善策を準備して、最善を目指して実行する」ことです。
まとめ
失敗しない人の思考は、楽観・悲観のどちらか一方に偏ることはありません。
楽観的にアクセルを踏み行動を起こし、悲観的に失敗を防ぐためにブレーキをかける、このように二つの思考を使い分けることが重要です。
二つの思考を意識して操り、安全運転で成功を目指しましょう。