
エンディングノートは、「自分にもしものことがあったときに、家族に残すためのもの」というイメージを持っていませんか?
確かにその役割も大切ですが、実は、それだけのためじゃないのです。
将来に備えて自分の考えや要望、必要な情報を整理して、家族と共有するためのノートとして活用できるのです。
このブログでは、エンディングノートの書き方や記入内容について、具体例を交えながらわかりやすく解説します。
***目次***
エンディングノートは、いつ誰のために書くのか

(エンディングノートとは?)
家族へ伝えたいことや、自分の考えを整理して残しておくためのノートです。
例えば、本人が体調を崩したときや、自分の判断を伝えにくい状況になったとき、要望や考えを家族と共有しておくと、周囲も対応がしやすくなります。
また、医療や介護に関する要望や、連絡してほしい相手、大切な情報などを書いておくことで、家族の負担を軽減することにもつながります。
これもエンディングノートの大切な役割です。
(エンディングノートはいつ書くの?)
エンディングノートは、特別なタイミングで書くものではありません。
「書いてみようかな」と思ったときにが、書き始めるタイミングです
①書くのは思い立った時
・・・年齢に関係なく、思い立ったときに書く。
②内容が変更したときは
・・・その都度変更や修正をする。
③始めは鉛筆で書く
・・・修正しやすい鉛筆やシャープペンシルで書く。
④元気なときに書く
・・・元気なとき、しっかりと判断できるうちに書く。
早すぎることはありません。
むしろ、元気なうちに書いておくのが一番です。
(誰のために書くのか?)
①家族のため
・・・書いた本人が亡くなったとか、意思表示ができないときに、本人に代わって家族が判断できるようにする。
②自分のため
・・・日常生活のための情報整理として活用できます。
エンディングノートの書き方や内容は?

(書き方は特に決まっていない)
書き方は、特に決まりはありません。
伝えたい内容がそれぞれ異なるように、書き方もそれぞれの書き方で構いません。
ただし、非常に見づらいとか、文章が汚いとかは避けるようにしてください。
(書く内容例)
書いた方がよい一般的な内容をご紹介します。
①自分のプロフィールなど
・・・自分の細かいプロフィールは、家族でも知らないことがあるので、きちんとまとめておくと安心。
②家系図
・・・家系図は登記簿などから調べると、結構時間と手間がかかるので、時間があるうちにまとめておく。
③相続や財産など貴重品について
・・・法的効力はありませんが、相続や財産についての考え方は伝えられる。
貴重品についても、同様です。
④看護や介護について
・・・病気になったときの看護や、介護についての考え方や要望を伝える。
⑤延命措置について
・・・最終的に延命措置を望むか望まないかを伝える。
⑥葬儀について
・・・どんな葬儀を希望するか伝える。
⑦お墓について
・・・お墓の情報について伝え、お墓の無い場合は、建てるかどうかなど。
⑧友人・知人について
・・・万が一のときに、知らせてほしい友人や知人を伝えておく。
エンディングノートは、法律上の効力を持つものではなく、あくまでも終末期や亡くなったあとの家族の負担を少なくするのが目的です。
遺言として残すことを考えるなら、正式な遺言書を作成しなければなりません。
(サンプルについて)
「エンディングノート 無料ダウンロード」で検索すると、色々なテンプレートが見つかります。
結構種類があるので、お好みのものを選んでください。
エンディングノートの講座やセミナーは必要か?

(講座やセミナーはどこが主催?)
最近は、エンディングノートについての講座やセミナーの案内が多く見られます。
内容については同じようなもので、開催しているのはコンサルタントや葬儀社、〇〇協会などの団体が通信講座や会場を使用して行っています。
(高額な口座や会員募集のセミナーもある)
中には、グッズを売り付けるものや、葬儀社への会員募集、高額なセミナー参加への誘導もあり、会員勧誘につながるケースもあります。
もちろん、有料でも受講したい方は問題ありませんが、参加する場合は内容をよく確認して判断することが大切ですよ。
(エンディングノートは難しくない)
家族に対して必要な情報を残し伝えることが目的なので、難しい内容ではありません。
本やネット、無料ダウンロードで、書き方のサンプルを見ることができ、誰でも無理なく始めることができます。
まとめ
エンディングノートを書くときは、家族に何を伝えたいかを一番に考え、できれば家族と共に書き込むことをおすすめします。
自分が家族に何をつたえたいか、家族は何を伝えてほしいかを、双方で考えて話合うことが重要だと思います。